▲水島臨海鉄道
令和に入って毎年恒例となっているゾロ目切符購入の旅。今回は、初めて西へ。岡山へ行けば、水島臨海鉄道と井原鉄道の双方で記念入場券が買えるということで、大阪から遠征しました。
●水島臨海鉄道
水島臨海鉄道では、「令和6年6月6日 倉敷市駅記念硬券入場券」(150円)を発売。こちらで珍しいのは、なんとダッチングマシンでの日付押印体験ができるということです。毎年恒例となっており好評とのことです。
▲水島臨海鉄道 倉敷市駅
倉敷市駅で午前6時から発売。午前7時頃訪問すると、特に行列はありませんでしたが、断続的に購入者が訪れていました。
ダッチングマシンの押印は、職員の方がそばで指導してくださいます。ご丁寧にも試し刷り用の硬券も付いているため、合わせて2回の押印ができます。横からサッとスライドするだけなので簡単。うまく押印できました。試し刷り用の硬券も凝った作りになっており、これにも連番が付いております。
硬券には台紙が付いているのですが、デザインの中に「DO NOT EAT たべられません」の文字がたくさん並べられています。これはなんだろうな?と思いましたが、これは、沿線に工場がある三菱ガス化学の製品、脱酸素剤「エージレス」のラッピング車両「エージレス号」が現在運行中であり、それをデザインしたものになっているのだそうです。
硬券の発行数は500枚で、残数がある場合は、翌日以降も販売ということでしたが当日中に売り切れたということです。また、6日は倉敷市駅・水島駅発行の常備券(乗車券)に、和暦を押印し販売。全4枚のコンプリートで、特製台紙がプレゼントされるということでした。
▲連番も付いている試し刷り用硬券。
水島臨海鉄道には、乗ったことがなく、またの機会に乗りに行きたいと思うところです。
●井原鉄道
続いては、JR伯備線で倉敷駅から清音駅へ移動して、井原鉄道に初乗車。
井原鉄道では、備中呉妹駅の硬券(190円)を発売。まず、午前6時6分から備中呉妹駅で100枚(No.1〜100)を先行販売。そして、午前9時からは吉備真備駅近くの文具店で販売されるとのことで、吉備真備駅へ向かいました。
▲井原鉄道 吉備真備駅
2駅先の吉備真備駅まで下車して駅前へ。記念硬券は、切符販売代理店となっている文具店「太田文具」で販売されるとのことです。すぐ駅前の店舗があるのか思いきや、何もなく戸惑いましたが、急ぎ気味で歩く人がいたので付いていってみると、文具店にたどり着きました。
▲切符販売所の太田文具
訪問すると、何やらにぎわっている様子。ケーブルテレビの取材が来ていました。9時過ぎで販売開始したばかりということで、数人程度の行列ができていましたが、すぐに購入できました。こちらは硬券のみで、特に台紙などは付いていません。
発行数は600枚で、6月30日までの販売ということでしたが、翌日には売り切れたということです。また、備中呉妹駅での先行販売は、約30分で売り切れたということです。
切符購入の後、井原鉄道を西の終着、神辺駅(広島県)まで乗車。JR福塩線に乗り換え福山駅へ出て、福山城など福山観光へと参りました。
令和6年6月6日記念切符を発売した鉄道会社(西から): 熊本電気鉄道、一畑電車、井原鉄道、水島臨海鉄道、和歌山電鐵、近畿日本鉄道、叡山電鉄、伊賀鉄道、三岐鉄道、養老鉄道、名古屋鉄道、えちごトキめき鉄道、大井川鐵道、アルピコ交通、上田電鉄、秩父鉄道、東武鉄道、わたらせ渓谷鐵道、江ノ島電鉄、相模鉄道、京王電鉄、京成電鉄、新京成電鉄、流鉄、いすみ鉄道(以上25社)。
1,672円【送料無料】 | 1,100円【送料無料】 |
1,320円【送料無料】 | 1,430円 |
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