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2021年06月28日

阪急千里線100周年記念ヘッドマーク付列車

阪急千里線が開業100周年を迎えたのを記念して運行されているヘッドマークを掲出した列車を撮影してきました。まもなく6月30日で掲出が終了します。

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▲千里線開業100周年記念ヘッドマークを掲げて走る3300系(十三・6月25日)。

阪急千里線は、千里丘陵での宅地開発を計画していた北大阪土地が設立した北大阪電気鉄道により建設され、大正10年(1921年)4月1日に十三−豊津間が開業。同年10月26日には、豊津−千里山間が開業しました。

当初、天神橋(現・天神橋筋六丁目)を起点とする計画でしたが、資金難により、淀川の橋梁建設ができなくなったため、起点を十三に変更し、同駅で阪神急行電鉄(阪急)に連絡することにしたということです。南方駅付近から吹田駅付近は、東海道本線のルート変更により、鉄道院から払い下げられた旧線敷を使って敷設されました。車庫は、吹田駅付近に設けられました(現在は住宅地)。

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▲近年まで、一部に旧東海道線の橋脚を使用していた新神崎川橋梁。残念ながら、高架化工事の進捗により、撤去されてしまった(下新庄−吹田・2014年8月7日)。

その後、大正12年(1923年)4月には、京阪電気鉄道が新京阪線(現・阪急京都本線)を建設するにあたって設立した新京阪鉄道に買収され、新京阪鉄道の路線となりました。新京阪線は、大正14年(1925年)10月に天神橋−淡路間が開業。3年後の昭和3年(1928年)11月には、京都西院まで延ばし、嵐山線も開業しました。昭和5年(1930年)9月、新京阪鉄道は京阪電気鉄道と合併となりました。

昭和18年(1943年)10月には、戦時の陸上交通事業調整法による統合で、京阪電鉄と阪神急行電鉄(阪急)が合併。新京阪線・千里山線(当時、十三−淡路間は十三線)・嵐山線は、京阪神急行電鉄の路線となりました。

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▲カーブが続く豊津−関大前間をゆく3300系(6月24日)。

戦後、新京阪線の系統を残して、京阪電気鉄道が分離。新京阪線(現・京都本線)、千里山線(現・千里線)、嵐山線は、阪急の路線として定着し、現在に至ります(天神橋−淡路間は千里線に、十三−淡路間は京都本線に再編)。

阪急の路線になって以後、千里線は、昭和38年(1963年)8月に千里山−新千里山(現・南千里)間が、昭和42年(1967年)3月に南千里−北千里間が開業(この時、千里山線から千里線に改称)。千里ニュータウンのアクセスを担う路線となりました。延伸開業時、北千里駅には、日本初の自動改札機が設置されました。

戦前に開業した千里山までは、大変カーブが多く、運転速度も遅い区間となっていますが、新しい千里山−北千里間は、高架や直線が多い高規格で建設され、踏切もない区間となっています。

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▲南方〜千里山の各駅には、開業100周年の看板も掲げられた(吹田・6月24日)。

千里線は、昭和45年(1970年)に開催された日本万国博覧会のアクセスとしても活躍。開催前年の昭和44年(1969年)12月に、大阪市営地下鉄(現・Osaka Metro)堺筋線との相互直通運転を開始。会場の最寄り駅として、南千里−北千里間に万国博西口駅を設置し、梅田、動物園前、高速神戸、宝塚からの直通準急列車も運行し、観客輸送を担いました。

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▲記念ヘッドマークを掲げて京都線を快走する3300系(水無瀬・6月24日)。

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▲記念ヘッドマークを掲げた最新鋭1300系の北千里ゆき(大阪梅田・6月25日)。

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▲大阪梅田駅で並んだ記念ヘッドマーク掲出列車(6月25日)。

100周年記念ヘッドマークは、大阪市営地下鉄との相互乗り入れ開始時に大量投入された最古参の3300系(3323編成)と、最新鋭の1300系(1312編成)の2編成に掲出し、千里線と京都本線、Osaka Metro堺筋線で運行されています。

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▲3種類作られた記念ヘッドマーク。左から、3300系と阪急社章、1300系と阪急社章、開業時の北大阪電鉄1型と北大阪電鉄社章をデザイン。

また、南方、崇禅寺、淡路、下新庄、吹田、豊津、関大前、千里山の8駅では、歴史パネルの展示が行われています。ヘッドマーク掲出とパネル展示は、6月30日で終了します。

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▲42年間に渡り終着駅だった千里山駅の歴史パネル。

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▲【左】関大前駅パネルで紹介の駅名変遷。駅名が6回変更されており、その回数は日本一。【右】崇禅寺駅パネルで紹介の線形改良工事の空撮写真。手前を横切る東海道線は、大正時代に、この地点でルートを変更。その旧線敷を阪急が走っている。


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posted by レールブログ at 20:50| Comment(0) | 阪急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする