
▲夢洲駅で出発を待つ最新鋭の400系電車。
延伸したのは、コスモスクエア―夢洲間の3.2km。同区間は、大阪港−コスモスクエア間と同様に海底トンネルで結ばれています。新設された夢洲駅は、人工島の夢洲内に建設された地下駅(1面2線)で、4月13日に開幕する大阪・関西万博の最寄り駅となります。

▲400系に掲出された開業記念ヘッドマーク。

▲駅名標とホームドアは黒基調。

▲御堂筋線の新型発車標はLEDタイプであるが、こちらはLCDタイプ。

▲ホーム天井は、列車ダイヤグラムをイメージしたという「折り紙天井」。
万博期間中、1日最大13万人の利用が想定されており、それに対応するため、幅18mの広大なコンコースが造られ、改札機は16台が設置されています。また、コンコースには、日本一長い横約55mの大型サイネージパネルが設置されています。

▲万博来場客に備え、16台の改札機が並ぶ南改札口。左から2つめは顔認証改札機。

▲幅18mの広大なコンコースと日本一長い大型サイネージパネル。
延伸区間の海底トンネルは、「夢咲(ゆめさき)トンネル」と称し、道路と一体になったトンネル。陸上で造った箱状の「沈埋函」を海底に並べる「沈埋工法」により建設されました。2008年開催の大阪オリンピック招致を目指し、2000年に着工されましたが、大阪オリンピックが落選となったため、地下鉄工事は休止となり、道路部分のみが完成していました。鉄道部分が、今回やっと日の目を見た形になりました。

▲夢洲駅から見たコスモスクエア駅方の線路。
延伸区間には、加算運賃が適用されており、コスモスクエア―夢洲間の3.2kmは通常運賃では、240円になるところですが、90円加算されて、330円となります。また、1日乗車券(エンジョイエコカード)で延伸区間は乗車できません。加算分は、延伸に伴う設備投資費用の一部に充てるということです。

▲加算運賃により、次のコスモスクエアまでは330円。梅田・新大阪・難波までは430円と割高に。


▲地上へ上がると、目の前は万博工事関係者入口。

▲万博東ゲートと大屋根リングの一部が見える。

▲400系が描かれた夢洲駅スタンプ。
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Re2025.2.12