▲こだま639号・博多ゆき(7時59分発・新大阪駅にて)。
1999年に東海道から引退して以後、現在では山陽区間だけに残り、「こだま」として走っている0系。車内が改装され、ボディカラーも変更されていたのですが、引退が決まって以後、デビュー当初のカラーに復元されて走っています。
0系が登場したのは、東海道新幹線が開業した1964年(昭和39年)。高速で走る新幹線において、そんな44年もの前の形式の列車が走っているのは奇跡的なことと思いますが、これは次形式の100系(東海道ではすでに引退)が登場するまでの22年もの間、製造し続けられたからこそのものです。
老朽化した0系を新しい0系に置き換えていたわけですが、それでも最後の製造から22年が経っているわけです。そのため、とうとうまもなく11月30日で定期運行が終わることになりました。その後は12月のさよなら運転のみ。その際は「ひかり」として運行されます(0系さよなら運転時刻表 >>)。
さて、個人的に0系には中学の修学旅行以来乗っていません。今から思えば今年3回行った東京遠征のうち1回を福岡遠征にして、新幹線の回送を活用して運行している博多南線に乗れば、格安の290円で乗り収めできるチャンスだったなぁと思いましたが、もう間に合いませんので、近場での見納めで終わりたいと思います。
現在、新大阪駅での発着は、6時12分発(こだま629号・博多ゆき)、7時47分着(こだま620号・福山発)、7時59分発(こだま639号・博多ゆき)、23時21分着(こだま674号・博多発)の4本です(※定期運転最終日の11月30日は一部0系で運転されないので注意・0系新幹線運転時刻表 >>)。
まず、25日に7時台の2本を撮りに行きました。この2本は新大阪ゆきが同じホームで折り返し博多ゆきになるので実質1チャンスでした。大勢の人が撮影しに来ているので、なかなか場所が確保できず満足な写真が撮れませんでした。
▲20番線に到着した福山からのこだま620号(7時47分着)は、そのままこだま639号・博多ゆき(7時59分発)として折り返す。
26日は西宮の六甲トンネル入り口の上(山陽新幹線記念公園)へ撮影に行く前に新大阪駅により、6時台の1本を撮りました。早朝なので人は少なかったのですが、まだ夜明け前で真っ暗でした。なかなか良い条件がそろわないものです。きっと、さよなら運転の際は大混雑となることでしょう。
▲こだま629号・博多ゆき(6時12分発・新大阪駅にて)
11月30日には、「0系新幹線定期運転終了セレモニー」が岡山駅と博多駅にて行われ、12月14日には、「0系新幹線さよなら式典」が新大阪駅、広島駅、博多駅で行われます(詳細はリンク先参照)。
今後、0系の代わりには、何とも「こだま」にはもったいない500系が充当されることになっています。
【動画】新大阪駅6時12分発・こだま629号入線の映像(11月26日)・・
【動画】新大阪駅6時12分発・こだま629号出発の映像(11月26日)・・
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1,500円
0系引退記念
東海道新幹線開業記念特急券付き! |
1,200円 |
The 0系新幹線 2,000円【送料無料】 |
―――2008年12月1日 追記―――
「山陽新幹線記念公園」にて撮影した0系の写真は"極もん底値ブログ"に掲載しました・・
六甲トンネルの真上 西宮の新幹線公園 >>(極もん底値ブログ)