
▲折り返しの内海駅に停車中のパノラマカーイベント列車「うつみ」号。
7000系パノラマカーは、昭和36年(1961年)、日本初の前面展望車両としてデビュー。運転室を2階に配し、1階は展望席とする斬新なデザインが好評を博し、長年、名鉄の主力特急車両として活躍しました。
「ありがとう パノラマカー」イベント列車は、4月から月1回程度運行されており、今回は第5弾。7月11日(土)、12日(日)の両日、常滑線大同町駅(10:46)を始発とし、知多新線内海駅(11:51〜12:47)で折り返し、名古屋本線金山駅(14:16)終着のルートで運行されました。
今回は、7000系パノラマカー(白帯車・4連)の後尾(復路は先頭)に「白帯車」として復活した7700系(2連)を連結した6両編成で運行。沿線は大変多くのファンでにぎわいました。

▲行先・種別表示の変更も行って、約1時間の撮影会。
さて、大阪から駆けつけた筆者は、大同町駅の出発には間に合わず、内海駅まで追いかけて撮影することにしました。急行内海ゆきにはちょうど、往路のパノラマカーの撮影を終えたファンが各駅から次々乗り込んできて車内は満員となりました。
内海駅に着いて、筆者は幼き頃から本で見ていたパノラマカーとついに初対面。停車中のパノラマカーをくまなく撮影いたしました。

▲パノラマカーから始まった美しいスカーレット色は後に名鉄の標準色になった。

▲今回は白帯復活となった7700系を連結。

▲久々にコンビを組んだ7000系と7700系。
そして、パノラマカーが出発する前に普通列車に乗って次の撮影地点へ先回り。先頭車から各駅の様子を見て、撮影できそうな駅をその場で判断。4つ先の上野間駅にて降りて撮影することにしました。復路はパノラマカーが後尾となりますが、なかなかの自然豊かな背景で撮影できました。

▲復路は7700系が先頭の「あつた」号。上野間駅にて。

▲緑豊かな知多新線を行くパノラマカー。上野間駅から後追いで撮影。
そして、さらには、次の急行でパノラマカーを追跡。全く事前情報がなかったのですが、ラッキーなことに阿久比駅でパノラマカーは待避していました。乗っていた急行がそこから先行することに。さらに撮影チャンスが増えたということで、先頭から次の撮影駅を見極めつつ乗っていたのですが、そのうち、金山の手前、神宮前駅に着いたので下車。ここにてパノラマカーを後追い撮影しました。

▲さらに神宮前駅で撮らえたパノラマカー「あつた」号。
さらには、どうやらパノラマカーは金山到着後、回送で戻って来るとのことで、さらに待って撮影。ヘッドライトを点灯し先頭となったパノラマカーを撮影することができました。

▲さらに25分後には回送列車として帰ってきた。神宮前駅にて。
<7月12日編につづく>
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