
▲6300系特急引退記念運行列車。上牧駅にて。
6300系は、1975年(昭和50年)、2800系に代わる京都線の特急専用車両として登場しました。片側2扉でクロスシートを備えているのが特徴で、従来、マルーン一色だった阪急車両で初めて上部にアイボリー色が付け加えられた車両でした。

▲通勤特急運用に就く6300系記念列車。桂駅にて。
近年、特急の停車駅が増えたことから2003年に登場した後継の9300系は3扉クロスシート車として登場。順次、置き換えが進み、6300系は今年1月8日を最後に運用から外れていました。
特急引退記念運行は、2月21日から28日まで通常の特急または通勤特急のダイヤで実施。第1編成の6350×8両が使用され、24日からはヘッドマークが掲出されました。

▲6300系は2枚扉と連窓が特徴。運転室直後の客室窓はデビュー当時付いてなかった。河原町駅にて。

▲ずらりとクロスシートが並ぶ車内。
昨年4月から、6300系の一部は、リニューアルのうえ、4両編成化された3編成が嵐山線の普通列車として活躍しており、当面、完全引退の心配はなさそうです。

▲現在、「摂津市駅開業」、「阪急電鉄開業100周年」のヘッドマーク付き列車も運行中。

▲「阪急電鉄開業100周年」ヘッドマークを付けた9300系。茨木市駅にて。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
■関連記事
阪急6300系リニューアル車 嵐山線で運行開始