
阪急とJR以外のイベントはほとんど参加したことがないのですが、今回はぜひ見たいものがありましたので阪神のイベントに行くことにしました。また、阪急から限定発売された920系の模型の発売日でしたので、売り切れる前に買いに行くべく、それと兼ねて出かけました。

はんしんまつりでぜひ見たかったのは、西大阪延伸線のジオラマです。西大阪延伸線は、阪神西大阪線の西九条駅から近鉄難波駅まで延伸する路線です。これが開通すると、関西初の本格的な大手私鉄同士の相互乗り入れが実現し、近鉄奈良−阪神三宮間の直通列車が走りますので、関西の計画路線では一番開通が楽しみな路線です。西九条から難波まで歩いて、工事の様子を撮影したこともあります。

ジオラマは高高架の西九条駅からJR環状線を越えて、安治川を渡り、そこから道路の中央部を進みながら、一気に地下へと下り、次の九条駅に至る区間が再現されていました。期待としては鉄道模型のレイアウトのようなビルや家もリアルに作られたものかと思っていたのですが、建築見本のようなシンプルな作りのものでした。それでも、鉄道と道路部分は精密な作りで結構、リアルなものでした。ジオラマの横には、同線用に新造された新型車両1000系の1/10模型も展示されていました。

<街中に新たに建設される地上線であるため、騒音防止のシェルターを備えている。>

<高架は地下鉄中央線と阪神高速道路。その交差部の地下に九条駅が設けられる。>



もうひとつの注目は、阪急と阪神が同グループになったため、阪急電鉄のグッズ販売コーナーも設けられていることです。この日発売の920系模型やネクタイなどのグッズを阪急の社員が販売していました。ここで、9000系のラガールカードセットと3本線がテーマのラガールカードセット(それぞれ台紙付)を買いました。阪神のもので買ったのは、タイガースデザインのらくやんカードのみ。やはり、阪急の方が商売がうまいです。翌日の「秋の阪急レールウェイフェスティバル2006」でも阪神がグッズを販売しました。今回は同グループになったため、両イベントの日程が重ならないように調整されました。

<阪神百貨店の前に阪急電鉄ののぼり。経営統合を象徴する光景です。
隣ではタイガースグッズを販売していました。>


<ラガールカードセットを買ったら、こんな下敷きが付いてきました。
裏は9000系8両の側面図です。>

<阪神の部品販売も行われました。>

<Nゲージ運転コーナーでは、阪神をはじめ、阪急、近鉄、JRまで揃っていました。>
さて、大阪から阪神のイベントに行ったにも関わらず、今回は往復とも阪神電車を一度も使わずに行きました。使ったのは阪急です。途中、サービスセンターで920系の模型を買い、阪急今津で下車。ここで今後の記事に使う写真を撮影し、阪神の今津−西宮間の1駅は、140円を節約するために乗らず、高架下の道を歩きました。どんな所を路線が走っているのかを感じることができますので、線路沿いを歩くのもいいものです。この間には5年前まで西宮東口駅がありましたが、駅跡がどこかはわかりませんでした。また、はんしんまつりの後は北側を走るJRの西ノ宮駅から乗車し、JR夙川駅(仮称)の建設中の様子を車内前方から撮影いたしました。
JR西ノ宮駅で気づいたことですが、駅南側のロータリーには阪神バスが発着し、駅北側のロータリーには阪急バスが発着するというように、きっちりと分かれておりました。従来のライバル関係を象徴するような風景だと思いました。また、南側は阪神沿線のような賑やかな雰囲気の街並みであるのに対し、北側へ出ると一転、阪急沿線のような閑静な街並みにガラリと変わりました。JRを境にくっきりと雰囲気が分かれているのが面白いと思いました。

<阪神西宮駅前には廃車バスを使った店舗が5軒常設されています。>
今回から、こちらの新しいデジカメの使用を開始しました(従来のデジカメも併用。ジオラマなどは新しいデジカメの写真です。)。 |
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