
▲新大阪駅に到着する引退装飾の300系「のぞみ343号」(2月24日)。
300系は、JR東海が「スーパーひかり」として開発し、平成4年(1992年)、初代「のぞみ」としてデビュー。最高速度をこれまでの時速220キロから270キロに向上させました。山陽区間には、平成5年より乗り入れ開始しました。
100系は、国鉄時代の昭和60年(1985年)にデビュー。新幹線初の2階建て車両を連結し、「ひかり」として活躍。東海道区間からは、平成15年(2003年)に撤退し、現在は、山陽区間で「こだま」として運行されていました。
●JR東海 引退装飾300系
2月17日より、JR東海所属の300系に「ありがとう300系」の装飾車両が登場。2月17日、24日と、3月16日のラストランに限定して運行(他に団体列車としても運行)されることになっています。


▲わずか数本の運行となる装飾付きの300系(2月24日)。
さよなら列車は、16日、東京10時47分発、新大阪13時23分着の臨時「のぞみ329号」。
●JR西日本 原色100系
一方、JR西日本では、300系には、装飾は施されていませんが、100系は、別のカラーに変更されていたものが、平成22年(2010年)より、従来の青白のカラーに復元されて運行されています。現在の運行区間は、岡山−博多間のみ。

▲原色に復元されて運行されている100系。三原駅にて(3月6日)。
100系さよなら列車は、16日、岡山11時43分発、博多14時29分着の臨時「ひかり445号」。300系さよなら列車は、16日、新大阪10時52分発、博多13時28分着の臨時「のぞみ609号」。岡山駅下りホームでは、両列車が並びます。
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さて、今回の撮影は、まず2月24日に、JR東海の引退装飾300系を「のぞみ343号」の新大阪到着時(14時56分着・東京発新大阪ゆき)に撮影。
この際、ジェイアール東海パッセンジャーズから発売されている「ありがとう300系引退記念弁当」(1,100円・3月16日まで発売)を購入し、いただきました。300系全盛期(平成12年頃)の車内販売で、最も人気のあった幕の内弁当をベースに再現されたお弁当。「300系引退記念カード」(全4種類)が1枚付いています。


また、JR西日本の100系・300系は、3月6日に、三原駅にて、100系「こだま725号」(7時13分発・岡山発広島ゆき)、300系「こだま727号」(7時29分発・岡山発博多ゆき)、300系「こだま734号」(10時5分発・博多発岡山ゆき)を撮影。

▲300系「こだま734号」。三原駅にて(3月6日)。

▲100系「こだま725号」。三原駅にて(3月7日)。
翌7日には、「こだま727号」に乗車し、300系の乗り納めをするとともに、博多へ移動。


▲300系「こだま727号」の車内。ほとんどの車両が、がら空きだった。

▲徳山で、上り300系「こだま734号」とすれ違った。
8日、9日は、福岡県内のJR土井駅から徒歩10数分の撮影地で、100系「こだま852号」(博多7時3分発・博多発小倉ゆき)、300系「こだま734号」(博多7時10分発・博多発岡山ゆき)、100系「こだま855号」(博多7時51分着・小倉発博多ゆき)、300系「こだま727号」(博多9時53分着・岡山発博多ゆき)を撮影しました。

▲300系「こだま727号」。小倉−博多間にて(3月8日)。
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旅行のほうも満喫できたようで何よりです。
私のほうは3/16に博多駅で300系&100系を引退セレモニーで見送ってきました。
当日は博多駅での引退セレモニーの後に博総のほうでも、
関係者のみによる式典があり、フェンスの外から少しだけ見ることができました。
ラストランに使用されたK55編成とF7編成を並べていて、
「ありがとう」と書かれた花輪を付けられ記念撮影等をしていました。
全国的には300系の話題ばかり多くて100系の扱いが少ないのが残念ですが、
個人的にはどちらもしっかりと見送ることができたので納得のいく最後でした。
コメントありがとうございます。折角コメントいただいたのに、長らく気付かなくて失礼いたしました。
博多駅のセレモニー行かれたのですね。そして、車両所でも式典があったのですね。僕はセレモニーには行きませんでしたが、ニュースを大量に録画して各地の様子をチェックしました。本当に100系の扱いは少なかったですね。
極もんブログに旅のドキュメントを書いており、yagさんにも少し触れておりますよ。