
▲相互直通50周年ヘッドマークを掲げて走る9000形(桃山台・9月16日)。
北大阪急行は、1970年(昭和45年)2月24日に開業。同時に大阪市営地下鉄(現・Osaka Metro)御堂筋線(江坂−あびこ間)との相互直通運転を開始しました。
開業当初は、大阪万博輸送を担うため、江坂−万国博中央口駅間(9.0km)の路線で運行。万博終了後は、千里中央−江坂間(5.9km)に区間を変更し、千里ニュータウンの足として活躍してきました。
現在、2023年度の開業を目指し、千里中央−箕面萱野間(約2.5km)で延伸工事が行われています。

▲桃山台駅に入線する開業50周年ヘッドマークを付けた8000形(9月23日)。

▲開業50周年ヘッドマークを掲げて走る9000形(江坂−緑地公園・1月24日)。
開業50周年記念ヘッドマークは、2019年10月21日から掲出を開始。8000形3編成と9000形4編成に掲出されました。2020年1月27日からは、相互直通運転開始50周年記念ヘッドマークの掲出を開始。9000形3編成に掲出されました(開業50周年ヘッドマークから付け替え)。また、Osaka Metro御堂筋線でも、同デザインのヘッドマークが30000系7編成に掲出されました。

▲桃山台車庫を出る相互直通50周年ヘッドマークを付けた9000形(9月25日)。

▲北急と共通デザインの相互直通50周年ヘッドマークを掲げて走るOsaka Metro30000系(桃山台・9月23日)

▲相互直通50周年ヘッドマーク。編成の千里中央側に掲げているのは、1970年当時の両者車両のデザイン(左)。なかもず側に掲げているのは、現在の両者最新車両のデザイン(右)。
さらには、開業50周年ヘッドマーク掲出中の9000形9001編成の両先頭車に、大阪万博50周年と北大阪急行開業50周年を記念したラッピングが施され、2月24日から運行開始しました。

▲開業50周年ヘッドマークは、北急のマナー啓発活動を中心に展開してきたキャラクター「北鳩家族」(きたきゅうふぁみりー)をデザインした開業50周年ロゴマークを掲げている。

▲大阪万博50周年と北大阪急行開業50周年を記念したラッピング列車(西中島南方・9月23日)。

▲北急開業50周年ロゴマークとEXPO'70のマークがコラボ。
両ヘッドマークの掲出とラッピング列車の運行で、この数ヶ月間、大変にぎやかな同線となっていましたが、いずれも、まもなく9月30日で終了となります。

▲桃山台駅のかつて花時計があった花壇にも、開業50周年のマークが掲げられた(1月17日)。

▲開業50周年の装飾が施された千里中央駅の階段(9月23日)。

▲千里中央駅では、北急50年の写真展示も行われた(1月24日)。

▲大阪万博の観客輸送を担った会場線の様子。
―――2020年10月30日 追記―――
本文中に相互直通50周年ヘッドマーク(6枚目)と開業50周年ヘッドマークの写真を追掲載しました(7枚目)。 なお、北急開業50周年企画「北急家族(きたきゅうふぁみりー)PROJECT」は、12月まで延長されました。それに伴い、開業50周年ヘッドマークの掲出、ラッピング列車の運行、各駅の装飾の期間も延長となっています。