▲箕面萱野駅に到着する大阪メトロ21系(3月23日)。
●箕面萱野駅
箕面萱野(みのおかやの)駅は、新たな終着駅となった駅。開発前まで田畑が広がっていた所ですが、箕面市が北大阪急行の延伸を促すべく、「箕面副都心」と銘打って開発。2003年に大型商業施設「箕面マーケットパーク ヴィソラ」(現・みのおキューズモール)がオープンしました。
▲開業日、大変混み合うキューズモール直結の改札口。
新駅は、それに直結して高架で建設。延伸開業と同時に新館のSTATION棟もオープンしました。ホームは島式1面2線の構造。太陽光の入りが良い膜を利用した屋根が付けられています。ちなみに、萱野の地名は、赤穂浪士の一員として知られる萱野三平に由来します。近くに萱野三平記念館があります。
▲木目調のルーバー天井を全面的に配置したホーム。
▲レンガ調のタイルが美しい南改札口付近。
▲新たにバスロータリーも整備された駅前。
▲キューズモールには、開業を祝い北急と阪急(親会社)のマークが入ったアドバルーンが揚がっていた。
●箕面船場阪大前駅
箕面船場阪大前(みのおせんばはんだいまえ)駅は、新船場地域にできた地下駅。新船場は、大阪市内の繊維の街、船場地区から、繊維卸商が集団移転してできた街。大阪市内の過密化が問題となったため、箕面市に移転して新たな繊維卸商団地が1970年に街開きしました。そのため、船場の地名が付いています。
▲円形照明が印象的な改札口。
新駅開業に合わせて駅前は再開発され、大阪大学の新キャンパスや市立劇場、図書館、タワーマンションなどが建設されています。繊維の街ということで、ホームの天井や壁のデザインは、折り重なった繊維を表現しています。
▲新駅に隣接して造られた箕面市立文化芸術劇場。このホールや広場では、「みのお新駅開業の祭典」が開催された。
ホームは島式1面2線の構造。ここから千里中央側はシールド工法、箕面萱野側は開削工法で建設されており、トンネルの形の違いが分かります。
▲繊維の街ということで、ホームの天井や壁のデザインは、折り重なった繊維を表現。
▲地下駅ながら接近する列車の見晴らしが良い。シールド工法で建設された千里中央側のトンネルは円形。
▲開削工法で建設された箕面萱野側のトンネルは、四角形。
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