
毎年、鉄道の日(10月14日)を前に開催されている恒例のイベントですが、今年は、市営交通100周年を迎えたということで、特別ゲストに関西を中心に活躍する鉄道タレントの斉藤雪乃さんを迎えるなど、より盛大に行われました。
神戸市営交通の始まりは、1917年(大正6年)8月1日の路面電車開業。それから数えて今年で100年となりました。市営バスは、1930年(昭和5年)に、市営地下鉄は、1977年(昭和52年)に開業しています。

▲ゆるキャラも集合!

▲左端は、北神急行のキャラクター「北神弓子」(きたがみきゅうこ)。
イベントでは、100周年特別メニューとして、100周年記念セレモニーや地下鉄西神・山手線を走る全4形式(乗り入れる北神急行車含む)を集めた車両写真撮影会が行われました。

▲車両写真撮影会のために集結した車両群。右から3000形、北神急行7000系、2000形、1000形。
また、午前には、名谷駅から会場の名谷車両基地まで、普段乗ることができない区間を走る100周年記念特別便を運行。事前に応募した来場客が乗車しました。これには、サプライズ車掌として斉藤雪乃さんが添乗したとのことです。

▲神戸市交通局の制服姿で登場した特別ゲストの斉藤雪乃さん。
午後からは、斉藤雪乃さんのトークショーが行われました。まず、斉藤さんが聞き手となって、交通局高速鉄道部長との対談が行われ、阪神大震災後、地下鉄でどのような対応が行われたのかなどの話を聞くことができました。
対談の後は、斉藤さんのフリートーク。前日に一日乗車券を使用して、地下鉄・バスの旅をしたのだそうで、土・日曜・祝日限定運行の25系統・森林植物園ゆきのバスに乗ったという話などを披露していました。

イベントでは他に、市電保存施設の公開やラッピングバス、ボンネットバスの展示、地下鉄洗車体験、地下鉄運転シミュレーター体験、グッズや部品の販売なども行われ、盛りだくさんの内容でした。

▲100周年記念で今年12月頃まで運行中の花バスデザインラッピングバスも展示。第5回こうべまつり(1975年)に登場した花バスをモデルにデザインされている。

▲ボンネットバス「こべっこU世号」。保存されている往年のボンネットバス「こべっこ号」の走行可能なレプリカとして誕生し活躍している。

▲1000形と3000形が連結されていた。

▲整備中の車両を背景に鉄道模型を楽しむ子供たち。

▲市電保存施設も公開された。

▲停留所名の看板。

▲「さよなら神戸市電展」のポスター。神戸市電は、1971年(昭和46年)に全廃となった。
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